信越シリコーン事業化70周年記念サイト
数字でひもとく「信越シリコーン」

05 らせん構造による特長

ジメチルシリコーンの分子構造は、Si-O結合が6個で1回転する“らせん構造”をしており、柔軟性に富んでいます。シリコーンポリマーの表面は、水になじみにくいメチル基(有機質)で覆われており、表面エネルギーが低いのです。この分子構造に由来するのが、耐寒性・撥水性・離型性・温度依存性が小さいなど、シリコーンならではのユニークな特長です。

分子構造による特長

シリコーンの可能性について

シリコーンは、その分子構造から実にさまざまな特長を兼ね備えているだけでなく、配合技術などにより新たな機能を付与したり、他の素材の特性とシリコーンの特性を複合化することで、より高度な機能を持った素材へと生まれ変わることができます。シリコーンは、限りない可能性を持った高機能素材なのです。

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