化粧品向け信越シリコーン セレクションガイド

粉体分散剤

特に粉体の分散性能に優れた界面活性剤です。
親水基にポリグリセリン基を持つシリコーン活性剤やアクリルシリコーンなどをラインアップしています。
いずれもべたつきが軽減された使用感と粉体の高い分散性を発現します。

ポリグリセリン変性シリコーンKF-6106KF-6115

ポリグリセリン鎖が付加したシリコーンで、粉体の分散用に開発された界面活性剤です。
KF-6106はシリコーンの分岐鎖を持ち、シリコーンオイルを主に用いる油相で高い分散性を発揮します。
KF-6115はシリコーンとアルキルの2種類の分岐鎖を持つため、シリコーンオイルと炭化水素油、紫外線吸収剤などさまざまな油剤の混成油相で高い分散性を発揮します。
(詳細は、上記のポリグリセリン変性シリコーンのページをご参照ください。)

 

アクリルシリコーンKP-578

アクリルポリマーとジメチルポリシロキサンからなるグラフト重合体です。
側鎖に親水性官能基を持つため、顔料表面への吸着性に優れており、顔料の油剤中への分散剤として活用できます。
(詳細は、上記のアクリルシリコーンのページをご参照ください。)