KPシリーズ(塗膜表面改質剤)製品マップ
KPシリーズとは
ジメチルポリシロキサンを主骨格に持ち、各種官能基を有する製品群の総称で、主に塗膜表面の改質剤として使用されています。「水系」、「溶剤系」それぞれに適用可能な製品マップをご紹介します。

シロキサン主鎖と発現する特性&相溶性の関係
各種有機官能基の導入とその効果
ポリエーテル(相溶性、水溶性、リコート性)、ポリオール(親水性、高極性)、アクリル(アクリル樹脂系との相溶性)、脂肪酸エステル(アルキッド樹脂系との相溶性)、フェニル(相溶性、耐熱性)、フッ素(芳香族系溶剤下での活性)、アルキル(親油性)、アラルキル(耐熱性、親油性)、ポリエステル(ポリエステル系樹脂との相溶性)
KPシリーズが付与可能な性能一覧
UV・EB硬化系適用製品~ラジカル反応性基含有KPシリーズ
特長
- 官能基が(メタ)アクリレート
- フィルム用途など、ラジカル硬化系のコーティング剤に適用可能
- 反応性があり、持久力のある特性を付与可能
3つのタイプと改質のイメージ
官能基の位置によって「片末端型」、「両末端型」、「側鎖型」の3タイプがあり、それぞれ付与できる特性が異なるため、目的に応じた製品選定が可能です。
一般特性
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シリコーンの特性と相溶性の位置づけ
高分子量のシリコーンのメリット:表面にシリコーンの特性を出しやすい
低分子量のシリコーンのメリット:樹脂との相溶性が良い
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水系適用製品
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溶剤系適用製品
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滑り性・耐擦傷性付与剤の位置づけ
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信越化学工業株式会社 シリコーン事業本部 営業第二部
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