成形用シリコーンゴム セレクションガイド

超耐熱HCR

  • 300℃の高温領域でも硬化劣化を抑制し、高温特性に優れる
  • 茶褐色製品と、着色可能なアイボリー色製品
  • 硬さ40~80のラインナップ

製品情報

主なポイント

用途 成形用
成形方法 押出成形、プレス成形、過酸化物硬化
特徴 耐熱
業界 自動車、輸送機、電線、チューブ、一般工業

用途例

  • ホース、チューブ、電線、ガスケットなどの高耐熱が求められる部材

特徴と期待効果

  • 優れた耐熱性⇒有機系ゴムでは難しい高温環境での使用が可能
  • 物性変化⇒300℃の高温環境下でも物性変化が少なく、劣化しにくい
  • 成形性に優れる⇒圧縮成形、押出成形に対応
  • 着色可能⇒一般に暗く濃い色の多い耐熱グレードにおいて、アイボリー色で着色が可能
項目/品名  超耐熱一般シリーズ   超耐熱着色可能シリーズ 
X-30-3888-U X-30-4574-U
外観 茶褐色 アイボリー色
可塑度(10m) 264 250
標準加硫剤 品名/部数 C-23N/1.3部 C-23N/1.3部
試験片
硬化条件
一次加硫
二次加硫
120℃×10m
150℃×1h
120℃×10m
150℃×1h
硬さ(Shore A) 55 57
密度(g/㎝3:23℃) 1.19 1.15
引張強さ(MPa) 9.1 8.5
切断時伸び(%) 360 310
耐熱性
(300℃×72h)
硬さ変化 ±0 +2
引張強さ残率(%) 66 62
切断時伸び残率(%) 85 84
硬さラインナップ 40~80 40~80

(規格値ではありません)

高温時のシリコーンゴム物性変化比較

・300℃の高温環境においても、一般シリコーンゴムに比べて物性の変化が少ない

製品に関するお問い合わせ

超耐熱HCR

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信越化学工業株式会社 シリコーン事業本部 営業第三部

03-6812-2408