Q&A

熱収縮シリコーンゴムチューブについて

熱収縮シリコーンゴムチューブという製品はどのようなものですか?
熱を加えることによって、内径が約半分にまで縮むように作ってあるゴムチューブです。
なぜ縮むのですか?
熱収縮シリコーンゴムチューブは、シリコーンゴムに特殊なポリマーを配合し、あらかじめ膨らんだ状態にしてあります。これを、例えば電線などの接合部にはめ込み熱を加えると、特殊なポリマーが軟化してもとの状態に戻ります。これにより電線に非常によく密着し、被覆できます。
熱収縮チューブには、シリコーンゴム製以外のものもあるのですか?
一般にゴム製とプラスチック製が知られています。ゴム製ではシリコーンゴムが主流ですが、プラスチック製ではシュリンクフィルムに利用されている塩ビなどが有名です。
シリコーンゴム製熱収縮ゴムチューブの特長は何ですか?
プラスチック製ではなくゴム製である特長として
  • 弾力性があるため、異形のものや複雑な形状のものでも被覆しやすい。
  • 収縮率が大きく、チューブの内径は約2分の1になる。
  • サイズが豊富にある。
  • シリコーンゴム製のため、耐熱性、耐寒性、耐水性、耐候性、電気絶縁性などに優れている。
  • 使用目的に応じて、難燃、透明などのタイプがある。
など、優れた特長を兼ね備えています。
熱収縮シリコーンゴムチューブの実際の用途例にはどんなものがありますか?
主に被覆、端末処理、絶縁目的で、重電、弱電、家電分野などに幅広く使われています。例えば、重電関係では発電機、車両などの回転機のブスバーとライザーに、弱電関係ではコネクターやターミナルの端末処理に、家電関係ではTVトランス、電子ジャーなどの部品に利用されます。
熱収縮シリコーンゴムチューブは紫外線による影響はあるのでしょうか?
サンシャインウエザーメーターによる促進耐候性試験の紫外線放射時間3,000時間までの結果では、約1,000時間放射で伸び、引張り強さがほぼ一定値に落ち着き、その後はほとんど変化しません。また、電気的特性についても変化が見られません。
熱収縮シリコーンゴムチューブは、天然ゴムおよび合成ゴムなどのチューブと比べて耐オゾン性はどうでしょうか?
他のゴム製チューブとの比較では耐オゾン性に優れており、過酷な使用条件下での信頼性が大きいといえます。
熱収縮シリコーンゴムチューブのサイズ選定のポイントについて教えてください。
サイズの選定については、下記の事項を参考にしてください。
  • 被覆物の外形より、カタログの収縮前内径の最小値が大きくなること。
  • 被覆物の外形より、カタログの収縮後内径の最大値が小さくなること。
  • 熱収縮シリコーンゴムチューブは収縮するとともに肉厚が増しますので、被覆物の外形によって肉厚が変化します。
詳細はカタログご参照ください

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