注目製品

シラン系浸透型 吸水防止剤(防藻タイプ)

シンエツバイオウォーターガードM

シンエツバイオウォーターガードMは、コンクリート、モルタルなどに塗布すると基材の内部に深く浸透し、耐久性のある強固な吸水防止、撥水、遮塩層を形成します。


優れた浸透性を示すシンエツバイオウォーターガードM

特長

  • 主成分がシランモノマーのため、浸透性に優れています。
  • 基材内部の毛細管空隙に深く浸透するため、経時により表面の撥水性が低下しても吸水防止性能は変わりません。
  • 藻類や苔の発生を長期にわたって防止します。
  • 塗布面には、各種塗料、シーリング材などの仕上げ材も処理できます。
  • 新設、既設を問わず使用できます。

用途例

  • 橋梁、ダム、堤防などの土木構造物
  • ビル、住宅、倉庫などの壁、ベランダ、廊下、階段まわりなど

一般特性

項目 製品名 シンエツバイオウォーターガードM

主成分

特殊シラン化合物

タイプ

アルキルシラン(メトキシ型)

外観

無色~淡黄色透明液体

粘度 25℃

mm2/s
セラミックグリーンシート

比重 25℃

0.80

有効成分

%
約15

溶媒

イソプロピルアルコール

引火点

12
(規格値ではありません)

防藻性

未処理 シラン系製品 シンエツ
バイオウォーター
ガードM
試験条件

初期防藻性

× × 試験体を無機塩寒天上にのせて5mLの
藻類縣濁液を接種する。
次に、試験体を陽光定温培養器中で28日間
培養して藻の発生を観察した。

耐久防藻性

× × 試験体をサンシャインウェザーメーター
(スガ試験機製)中に1,000時間暴露した後、
初期防藻性と同様に藻の培養試験を行った。
(規格値ではありません)

【判定基準】
 ○:試験片上に藻の汚染が認められない
 ×:試験片上に藻の汚染が全体の2/3以上で発生している
(供試株:Chlorella vulgaris/Hormidium sp./Anabaena sp. 培養温度:25±2℃)

※試験体:あく抜きしたモルタル(40×40×4mm)の片面に、シンエツバイオウォーターガードMを300mL/m2塗布し、25℃、50%RHの条件で7日間養生させた。なお、あく抜きは水道水(流水)中に3日間浸漬後、2週間乾燥を行った。


吸水防止性

試験体を水道水に全面浸漬して28日間の吸水量の変化を測定し、下記の式に従って吸水比を算出した。

※試験体:JIS R 5201に準じたモルタル(5×5×25mm)に、シンエツバイオウォーターガードMを300mL/m2塗布し、25℃、50%RHの条件下で7日間養生させた。

コンクリート構造物の吸水を防ぐことで構造物の長寿命化を図り、防藻作用による美観維持に好適です。
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