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タイプAR
タイプARのシリコーンオリゴマーは、アルコキシシリル基の他に反応性官能基を含むため、有機樹脂と無機基材の間の密着助剤として機能することができる、いわばオリゴマー型カップリング剤です。

使用方法 | 性能的特長 | ||
---|---|---|---|
タイプA | メチル基 | 主剤、樹脂ハイブリッド化剤 | 高硬度、撥水性、硬化性 |
メチル基、フェニル基 | 高光沢、相溶性、耐クラック・剥がれ | ||
タイプAR | エポキシ基 | 有機樹脂と無機物のカップリング剤 | 密着性向上 |
メルカプト基 | 密着性向上 | ||
アクリル基 | 密着性向上 | ||
メタクリル基 | 密着性向上 | ||
ビニル基 | 難燃性向上 | ||
タイプR | 脂環式エポキシ基 | エポキシ系およびアクリル系組成物の主剤、ハイブリッド化剤 | 低硬化収縮、耐熱性 |
アクリル基 | 耐屈曲性、耐クラック性 |
カップリング剤の作用機構

- AO:
- ガラス、金属、珪石など無機材料と化学結合する反応基
- メトキシ基
- エトキシ基 など
- R:
- 各種合成樹脂などの有機材料と化学結合する反応基
- ビニル基
- エポキシ基
- メタクリル基
- メルカプト基 など
製品リスト
製品名/項目 | 有機置換基 | アルコキシ基 | 粘度 25℃ (mm2/s) | 屈折率 25℃ | アルコキシ基量 (wt%) | 特長 |
---|---|---|---|---|---|---|
KR-517 | エポキシ | メトキシ/エトキシ | 12 | 1.414 | 50 | エポキシ当量 830g/mol、親水防汚性 |
X-24-9590 | エポキシ | メトキシ | 350 | 1.448 | 9.5 | エポキシ当量 590g/mol |
KR-516 | エポキシ/メチル | メトキシ | 50 | 1.441 | 17 | エポキシ当量 280g/mol |
KR-518 | メルカプト | メトキシ/エトキシ | 20 | 1.418 | 50 | メルカプト当量 800g/mol、親水防汚性 |
KR-519 | メルカプト/メチル | メトキシ | 5 | 1.422 | 30 | メルカプト当量 450g/mol |
KR-513 | アクリル/メチル | メトキシ | 35 | 1.450 | 20 | アクリル当量 210g/mol、UV硬化、樹脂密着性 |
X-40-9296 | メタクリル/メチル | メトキシ | 20 | 1.450 | 22 | メタクリル当量 230g/mol、UV硬化、樹脂密着性 |
KR-511 | ビニル/フェニル | メトキシ | 100 | 1.518 | 13 | ビニル当量 530g/mol、樹脂改質用 |
アプリケーション
- カップリング剤
- シランカップリング剤との大きな違いは揮発性にあります。右図にアクリル系オリゴマーとシランカップリング剤の比較例を示しますが、高温下においても有効成分が残存し、より密着性の向上に寄与します。
アクリル系オリゴマー(KR-513)とシランカップリング剤(KBM-5103)の揮発分の比較

現在8件の製品が該当
KR-517

KR-517
- アルコキシ基はメトキシ基とエトキシ基
- エポキシ当量 830g/mol
X-24-9590

X-24-9590
- アルコキシ基はメトキシ基
- エポキシ当量 590g/mol
KR-516

KR-516
- アルコキシ基はメトキシ基
- 有機置換基はエポキシ基以外にメチル基を併せ持つ
- エポキシ当量 280g/mol
KR-518

KR-518
- アルコキシ基はメトキシ基とエトキシ基
- メルカプト当量 800g/mol
KR-519

KR-519
- アルコキシ基はメトキシ基
- 有機置換基はメルカプト基以外にメチル基を併せ持つ
- メルカプト当量 450g/mol
KR-513

KR-513
- アルコキシ基はメトキシ基
- アクリル当量 210g/mol
- UV/EB硬化系に適用可
- KBM-5103(モノマータイプ)より低揮発
X-40-9296

X-40-9296
- アルコキシ基はメトキシ基
- メタクリル当量 230g/mol
- UV/EB硬化系に適用可
KR-511

KR-511
- アルコキシ基はメトキシ基
- ビニル当量 530g/mol
- 難燃剤として実績あり